2016年11月28日月曜日

セット位置について(2)

セット位置についての考察、その2です。前回の続きなのでまだ読んできてない方は前回のブログへどうぞ

前回のブログ

さて、前回は取り合えず導入と言うことで言葉の意味や、セット位置についてなどに簡単に触れました。

今回はセット位置変更のデメリットから話したいと思います。

セット位置は非常にナーバスで、ほんの1cm変えるだけで乗り味が変わることも少なくありません。
たったそれだけで~!?と思うかも知れませんが、実際そうなので困りものです。

そしてこのセット位置を変えるには、板からビンディングを取り外して付け直す必要があります。これが大問題なのです。

一部のビンディングを除いて、多くのビンディングは厳密にセンターマークから位置を決め、ドリルを使って穴を空け、ネジを使って留められています。ですので基本的にやり直しが難しく、取り付け自体が素人には容易ではありません。穴を空けてしまえば同じ穴はリペア無しでは使えず、別の箇所に穴を空けたとしても穴と穴の間隔は1cm位あけなければなりません。

なので、もしセット位置を変えたとして、気に入らないから戻す。と言うことが難しいのです。これが大きなデメリット。(´・ω・`)

とは言え勿論対策もあります。ドライバー一本で簡単にセット位置を変えられるマーカーのスキッゾやレバー操作で調整可能なチロリアのSLRなど使えばセット位置変更は簡単に試せます。スキボの固定ビンディングならば取り付け位置を変えて試すのも出来ますね。

もしセット位置変更を考えているならば、そう言った元に戻せる仕組みのものをまず利用することをお勧めします。(GRのオンラインショップで取り扱いもありますよ。固定ビンディングはありませんが…)

そんなとこで次回は実際のセット位置変更の効能に触れてみましょうか。

続く!